新発田病院の建築概要
県北地域の基幹病院として計画された新潟県立新発田病院に、ガスコ-ジェネレーションシステムが採用されました。(平成18年)
「ガスコ-ジェネレーションシステム」とは、発電と発電時に発生する排熱の2つ以上のエネルギーを利用する省エネルギーシステムです。また、一次エネルギーに都市ガスを採用することで排気もクリーンでCO2削減に効果が得られます。
新発田病院は、災害拠点病院としていかなる場合も機能が求められる施設です。また大規模病院は、エネルギー多消費施設であり、省エネルギー管理が不可欠です。このような必要性からコ-ジェネレーション発電機を常用・非常用兼用とし、600kWの発電機2台で平日電力の約半分を発電し、排熱は冷暖房・給湯に利用されています。
建築概要
敷地面積 | 5.7ha(医療福祉公園1.3ha含む) |
延床面積 | 約50,000m2 |
新発田病院 | 約39,800m2 |
リウマチセンター | 約7,300m2 |
付属看護専門学校 | 約2,700m2 |
新病院は、地上11階建て、塔屋1階、救命救急センターを備えた総合病院です。

- 2013年8月27日
- 23:33
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